“イスラム国”関連ハッカー集団に日本人協力者の影「マレーシア在住のIT企業30代男性」

   

「イスラム国」と連携するハッカー集団に、日本人協力者の存在が浮上中だ。

 人質事件で日本人被害者を出した可能性も濃厚な過激派「イスラム国」と連携するハッカー集団が、マレーシア航空のホームページに不正アクセス。トップ画面を改ざんし、トカゲの写真とともに「Plane Not Found」(航空機が見つかりません)という文字を掲載、閲覧エラーでよくある「Page Not Found」(ホームページが見つかりません)にかけ、不明機を出した同社に対する皮肉と見られるが、画面にはハッカー集団「サイバーカリフ」の署名もあり、サイバーテロの様相だ。

 マレーシアは、イスラム圏で経済的に最も成功した「穏健派イスラム国家」と称され、相次ぐ「イスラム国」のテロに対しても「あれはイスラム教徒のすることではない」と批判する声が国内で高まっており、そんな世論への報復と見る人もいる。「イスラム国」に関する議論が高まる同国では、問題の「サイバーカリフ」に日本人の協力者がいるという情報も浮上する。

 首都クアラルンプール在住の会社員、本田英二氏によると、同国に居住する日本人コミュニティにマレーシア警察の捜査が入り、ある日本人について聞かれたという。

「その日本人はIT関連企業に勤務していた30代男性で、イスラム国のサイバーテログループに関与していた疑いがあるということでした。マレーシア在住ながら、フィリピンや中国にも頻繁に出入りしていて、グループにいる中国人ハッカーとのメールのやりとりも発覚したそうです」と本田氏。

 コミュニティ内にその人物と面識がある者は誰もいなかったというが、本田氏によると「昨年の秋ごろ、日本人のIT技術者を高額報酬で募集する告知メールがあって、その会社の住所を調べたら架空のものだったという怪しい出来事があった。そのときの証拠なども念のため提出した」という。

現時点で分かっているのは、姓名とも「S」で始まる英語表記の日本人名のみ、その人物が何者なのかも不明なままだが、本田氏によると「最近増えているマレーシア移住者には、会社を解雇されるなどして行き場がなくなっても帰国しない外国人が多く、中には悪い組織に手を貸す者も出てきている」という。

 中国では300人以上の国民がマレーシア経由で中東に渡って「イスラム国」入りしたという報道もあり、マレーシア警察が中国当局と連携して関係者逮捕の動きを強めているところだ。一説には広範囲にわたる国の人々を勧誘するのは「イスラム国」が各国の情報収集をテロ活動に役立たせる狙いがあるためともいわれるだけに、捜査対象の日本人も非常に気になるところではある。

日刊サイゾーより

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